レビュー
Logicool G512 X 75 レビュー|デュアルスワップを検証【2026年版】
Logicool G512 X 75をレビュー。メカニカルと磁気式アナログスイッチを1台で使い分ける『デュアルスワップ機能』を、日本語配列(JIS)対応・8,000Hzポーリング・ガスケットマウントから検証。発売直後でレビュー実績が少ない点もふまえて評価します。
CONTENTS目次
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「ゲームでは磁気式の速さが欲しい。でも普段のタイピングはメカニカルの手応えが欲しい」——方式を1つに絞るのが惜しい、そんな要求に正面から応えるのがLogicool G512 X 75です。ロジクールG初の「デュアルスワップ機能」により、同じキーボード上でメカニカルのホットスワップと磁気式アナログ方式を使い分けられるという、これまでにないアプローチを採用しています。
このレビューでは、デュアルスワップの仕組みと実用性、日本語配列(JIS)対応の75%という構成、そして発売直後のモデルゆえの注意点を検証します。
この記事でわかること
- メカニカルと磁気式を使い分ける「デュアルスワップ機能」の仕組み
- SAPPリング・マルチポイントアクションという新機構の実用性
- Keychron K2 HE・REALFORCE GX1 Plus 百式との違いと選び分け
- 発売直後のモデルとして確認しておきたい注意点

Logicool G G512 X 75 ゲーミングキーボード リニア ガスケットマウント 日本語配列 G512X-75-LNBK
ロジクールG初のデュアルスワップ機能搭載。全キーがメカニカルのホットスワップに対応し、一部キーは磁気式アナログスイッチでラピッドトリガーも使える75%テンキーレスモデル。
- メカニカル(ホットスワップ対応)と磁気式アナログスイッチのデュアルスワップに対応
- 日本語配列(JIS)対応の75%テンキーレス、ガスケットマウント構造で打鍵の衝撃を吸収
- 有線接続、8000Hzの超高速ポーリングレートとラピッドトリガーに対応
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基本スペック
SPEC SHEET
Logicool G512 X 75(日本語配列/JIS)主要スペック
| 項目 | スペック | 備考 |
|---|---|---|
| 方式 | メカニカル/磁気式アナログのデュアルスワップ | 一部のキーが対象 |
| 配列 | 日本語配列(JIS) | 型番G512X-75-LNBK |
| サイズ | 75%(テンキーレス) | |
| 接続 | 有線 | |
| ポーリングレート | 最大8,000Hz | |
| マウント構造 | ガスケットマウント | |
| ホットスワップ | 全キー対応(メカニカル) | 磁気式は一部キーのみ |
| 発売時期 | 2026年6月 |
Amazon ¥28,145。2026年6月発売の新製品のため、本記事執筆時点でAmazonの評価・レビュー数はまだ蓄積されていません。
デュアルスワップ機能の仕組み
デュアルスワップ機能は、ロジクールGが今作で初めて搭載した機構です。キーボード全体はメカニカルスイッチのホットスワップに対応しており、そのうち一部のキーについては、ラピッドトリガー対応の磁気式アナログスイッチに組み替えることもできます。1台のキーボードで、プレイスタイルや用途に応じてスイッチ方式そのものを使い分けられるのが最大の特徴です。
磁気式(ホールエフェクト)スイッチの原理そのものについては磁気式スイッチとラピッドトリガーとはで解説しています。従来は「磁気式か、メカニカルか」を機種選びの時点で決める必要がありましたが、G512 X 75はその前提を崩す構成です。
SAPPリングとマルチポイントアクション
SAPPリングはキーの押し心地を物理的に調整できる機構です。マルチポイントアクションは1つのキーに対して押下の深浅で異なる操作を割り当てられる機能で、浅い押下と深い押下で別の入力を実行できます。いずれも磁気式アナログスイッチ側の機能で、対応キーの範囲は公式情報で確認してください。
購入前に確認したい点
デュアルスワップという新機構は発売直後で、実際の使用感や耐久性についてはまだ市場での評価が蓄積されていません。磁気式アナログ方式に切り替えられるのは一部のキーに限られるため、全キーを磁気式にできると誤解しないよう仕様を確認してから購入してください。ラピッドトリガー機能利用時のファームウェア更新情報も公式サイトで随時チェックすることをおすすめします。
打鍵音の評価
ガスケットマウント構造を採用しており、基板をケースに直接固定せず緩衝材を介して浮かせることで、打鍵の衝撃と反響音を抑える設計です。メカニカル運用時はホットスワップ対応スイッチの選択次第で打鍵音が変わり、磁気式運用時はリニア軸に近い「スコスコ」とした打鍵感になると想定されます。発売直後のモデルのため、実機レビューに基づく打鍵音の評価はまだ限定的です。
配列・サイズの評価
G512 X 75は**日本語配列(JIS)**の75%(テンキーレス相当)モデルです。海外ゲーミングブランドの新製品はUS配列先行で展開されることが多い中、発売当初からJIS版が用意されている点は、日本語入力を重視するユーザーにとって明確な利点です。
75%はフルサイズよりも省スペースで、ファンクション行を残しているぶん60%・65%より押し間違いが起きにくいサイズです。詳しくは75%キーボードとはも参考にしてください。
用途別の評価
FPS・対戦ゲーム: 磁気式アナログスイッチに切り替えた対象キーでラピッドトリガーとマルチポイントアクションを活用でき、最大8,000Hzポーリングレートにも対応します。
プログラミング・タイピング: メカニカルスイッチのホットスワップを活かし、好みの打鍵感のスイッチに交換して日常のタイピングに使う運用が可能です。
両方を1台で兼ねたい人: デュアルスワップの本質はここにあります。ゲーム用のキーだけ磁気式に、それ以外はメカニカルにという組み合わせができる点は、他機種にはない選択肢です。
メリット・デメリット
PROS & CONS
Logicool G512 X 75の評価
メリット
- メカニカルと磁気式を1台で使い分けるデュアルスワップ機能
- 日本語配列(JIS)に発売当初から対応した75%テンキーレス
- ガスケットマウント構造と最大8,000Hzポーリングレート
- SAPPリング・マルチポイントアクションによる新しい操作の選択肢
デメリット
- 発売直後でAmazonレビューの実績がまだ少ない
- 磁気式アナログスイッチへの切り替えは一部のキーに限定される
- 新機構のため耐久性・ファームウェア対応は今後の情報を要確認
- 実売2万円台後半とエントリー機より高価格帯
OVERALL SCORE
5点満点中 4.1 点カスタム性を4.5としたのは、メカニカルのホットスワップに加えて磁気式との使い分けまでできる構成を評価してのことです。 レビュー実績がまだ少ないため、総合評価は今後の実機評価で見直す余地があります。
方式で選ぶ:K2 HE・百式との比較
| 項目 | Logicool G512 X 75おすすめ | Keychron K2 HE | REALFORCE GX1 Plus 百式 |
|---|---|---|---|
| 方式 | メカニカル/磁気式のデュアル | 磁気式専用 | 静電容量無接点方式 |
| 日本語配列(JIS) | 対応 | 非対応 | 対応 |
| サイズ | 75% | 75% | 91キー テンキーレス |
| ホットスワップ | メカニカル全キー対応 | 非対応(磁気式固定) | 非対応 |
| ポーリングレート | 最大8,000Hz | 2.4GHz時1000Hz | 8000Hz |

【国内正規品】Keychron K2 HE ラピッドトリガー ワイヤレス カスタムキーボード、ホールエフェクトGateronダブルレール・マグネットスイッチ、2.4GHz・Bluetooth無線対応、QMKプログラム可能、アルミ+ウッドフレーム、USレイアウト、RGBライト、Mac Windows Linux対応 (ブラック)
Gateron ダブルレール磁気(ホール効果)スイッチを搭載した75%ワイヤレス機。ラピッドトリガー(RT)とAP調整に対応し、ゲームとタイピングを1台で兼ねたい人に向く。
- Gateron ダブルレール磁気スイッチ・AP 0.2〜3.8mm を0.1mm単位で調整
- 英語配列(US)の75%レイアウト。日本語配列(JIS)版はなし
- 2.4GHz/Bluetooth 5.2/USB-Cの3モード、2.4GHz時1000Hz
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Keychron K2 HEは磁気式スイッチ専用のワイヤレス機で、Amazon ¥22,352。ただし日本語配列(JIS)版はありません。「方式は磁気式に絞ってよい、ワイヤレスも欲しい」という場合はこちらが候補です。詳しくはKeychron K2 HEのレビューにまとめています。

東プレ REALFORCE GX1 Plus 百式 日本語配列 ゲーミングキーボード X1PCH1 KB0943
『機動戦士Zガンダム』百式とコラボした東プレの最上位モデル。静電容量無接点方式・8000Hzポーリングと専用アルミリストレストを備えた限定フラッグシップ機。
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REALFORCE GX1 Plus 百式は静電容量無接点方式でラピッドトリガーを実現した限定フラッグシップです。Amazon ¥53,282。方式ごと変えたい、静電容量無接点の打鍵感を優先したい場合はこちらが候補になります。詳しくはREALFORCE GX1 Plus 百式のレビューにまとめています。
方式を1台で使い分けるか、1つの方式に振り切るか——ここがG512 X 75と他機種の分かれ目です。
こんな人におすすめ/おすすめしない
おすすめ
- ゲームとタイピングでスイッチ方式を使い分けたい
- 日本語配列(JIS)の磁気式対応機を発売当初から使いたい
- 新しいギミック(デュアルスワップ・マルチポイントアクション)を試したい
おすすめしない
- 実績のある枯れたモデルを選びたい(発売直後で情報が少ない)
- ワイヤレス接続が必須(Keychron K2 HEが候補)
- 静電容量無接点方式の打鍵感を優先したい(REALFORCE GX1 Plus 百式が候補)
一緒に買うもの

スイッチオープナーキット 1.75オンス GPL 205G0 キーボード潤滑剤 6個入り キーキャッププーラー スイッチプーラー ステムホルダー キーボードグリース メカニカルキーボード用 キースイッチとスタビライザー用スイッチ潤滑剤
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メカニカル運用時はホットスワップを活かしてスイッチをカスタムできます。Amazon ¥2,399。ルブの手順はスイッチのルブ(潤滑)のやり方にまとめています。
まとめ
Logicool G512 X 75は、「メカニカルと磁気式を1台で使い分けるデュアルスワップ機能」を核に据えた、これまでにない構成のキーボードです。日本語配列(JIS)に発売当初から対応している点も含め、方式を決め打ちしたくない人には魅力的な選択肢です。一方で発売直後のモデルであり、実機レビューの蓄積はまだ限定的なため、購入時期は情報の蓄積状況も踏まえて判断してください。
- 買うべき人: ゲームとタイピングでスイッチ方式を使い分けたい、新しいギミックを試したい
- 見送るべき人: 実績のある枯れたモデルを優先したい、ワイヤレスが必須
磁気式・静電容量無接点それぞれの基礎から知りたい場合は磁気式スイッチとラピッドトリガーとは、静電容量無接点方式とはもあわせてご覧ください。
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