配列ガイド
テンキーレス(TKL)キーボードの選び方|フルサイズとの違いと日本語配列モデル
テンキーレス(TKL)キーボードがフルサイズと何が違うのかを、マウススペースと欠けるキーの2点で整理。日本語配列(JIS)で選べるTKLモデルを、価格帯と軸方式の異なる4機種で比較し、用途別の選び方をまとめました。
CONTENTS目次
「省スペース化したいが、操作を覚え直すのは避けたい」——キーボードのサイズを検討し始めた人が最終的にたどり着くのが、テンキーレス(TKL)です。
60%や65%は魅力的に見えても、ファンクション行や矢印キーが消えることで日本語入力や編集作業に影響が出ます。テンキーレス(TKL)はテンキーだけを外し、それ以外はフルサイズと同じ構成を保つという、最も後悔の少ない省スペース化です。
この記事でわかること
- テンキーレス(TKL)とフルサイズの具体的な違い
- テンキーが無いことで実際に困る場面・困らない場面
- 日本語配列(JIS)で選べるTKLモデル(価格帯・軸方式別)
- テンキーレス(TKL)と75%・96%との使い分け
テンキーレス(TKL)とフルサイズの違い
| 項目 | フルサイズ | テンキーレス(TKL) |
|---|---|---|
| キー数 | 104(US)/ 108(JIS) | 87 / 91 |
| テンキー | あり | なし |
| ファンクション行 | あり | あり |
| 矢印キー | あり | あり |
| 編集キー群(Home/End/PageUp等) | あり | あり |
| 横幅の目安 | 440mm前後 | 360mm前後 |
表を見て分かる通り、テンキーレス(TKL)で削られるのはテンキーだけです。ファンクション行・矢印キー・編集キー群はすべて残ります。60%・65%のように操作方法そのものが変わるサイズとは性質が違います。
まずフルサイズがどういうものかを確認しておきましょう。

FILCO Majestouch 3 茶軸 フルサイズキーボード 108キー 日本語かななし メディア機能 PBT2色成形キーキャップ搭載 マットブラック
Majestouch 3 の日本語配列(JIS)108キーモデル。Cherry MX 茶軸とPBT2色成形キーキャップを組み合わせた実用重視のフルサイズで、かな印字なしの落ち着いた外観。国内ブランドらしくJIS版が標準でラインナップされる。
- Cherry MX 茶軸(タクタイル)・キーピッチ19mm/キーストローク4mm
- 日本語配列(JIS)108キーのフルサイズ・かな印字なし
- USB接続(PS/2は変換コネクタ経由)。フルNキーロールオーバー対応
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Cherry MX 茶軸を搭載した日本語配列(JIS)108キーのフルサイズです。PBT2色成形キーキャップとフルNキーロールオーバーを備え、幅440×奥行138mmという標準的なフルサイズの寸法感を持ちます。評価 4.8(7件)。
同じ Majestouch 3 には日本語配列(JIS)91キーのテンキーレス版も用意されています。フルサイズとの寸法・重量の違いはFILCO Majestouch 3 のレビューで比較しています。
テンキーが無いと何が困るか
数字を連続入力する業務が中心なら、テンキーの有無は作業速度に直結します。 伝票入力・経理・電卓的な計算が多い人は、無理にテンキーレス(TKL)を選ぶ必要はありません。
一方でExcelのセル入力やブラウジングが中心の場合、上段の数字キーで代替でき、数日使えば慣れるという人がほとんどです。
自分がどちらに当てはまるか分からない場合は、今使っているキーボードでテンキーをどれくらいの頻度で押しているかを数日観察してから判断すると失敗しません。
日本語配列(JIS)で買えるテンキーレス(TKL)モデル
1万円台前半 — ARCHISS ProgresTouch TKL 赤軸

アーキス(Archiss) ProgresTouch TKL Archiss公式ステッカー付 日本語91 二色成形 PS/2&USB CHERRY赤軸 テンキーレスメカニカルキーボード AS-KBPD91/LRBKN-EC
ARCHISSのロングセラー ProgresTouch のテンキーレス。二色成形キーキャップとCherry MX 赤軸を組み合わせた、日本語配列(JIS)重視のユーザー向け実用機。
- Cherry MX 赤軸(リニア)・キーストローク4mm/キーピッチ19mm
- 日本語配列(JIS)91キー・かな印字なしのテンキーレス(TKL)
- USB・PS/2両対応の有線接続
¥12,411
AMAZON¥12,411
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Cherry MX 赤軸(リニア・キーストローク4mm)を搭載した日本語配列(JIS)91キー。二色成形キーキャップとNキーロールオーバーを備え、USB・PS/2両対応の有線接続です。実売 ¥12,411。
「日本語配列(JIS)のテンキーレスを、なるべく安く」という条件に最も素直に応える1台です。奇をてらった要素はなく、テンキーレス(TKL)入門に向きます。
2万円台 — Logicool G515 RAPID TKL

Logicool G ラピッドトリガー G515 RAPID TKL 薄型 ゲーミングキーボード G515-TKL-RTBK アクチュエーションポイント 調整可能 日本語配列 押下圧 35g 有線 テンキーレス 磁気式アナログスイッチ ロープロファイル LIGHTSYNC RGB ゲーミング キーボード メカニカルキーボード ラピトリ ブラック windows 国内正規品
ロープロファイルで初めてラピッドトリガー(RT)を搭載したモデル。磁気式アナログスイッチでAPを自由に調整でき、薄型ゆえに手首の負担も小さいFPS向けテンキーレス機。
- 磁気式アナログスイッチ・押下圧35g、AP調整とラピッドトリガー対応
- 日本語配列(JIS)のテンキーレス(TKL)・薄型22mm
- USB-C有線接続(USB-A - USB-Cケーブル付属)
¥22,118
AMAZON¥22,118
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磁気式アナログスイッチ・押下圧35gを搭載した薄型22mmの日本語配列(JIS)TKL。アクチュエーションポイント(AP)調整とラピッドトリガー(RT)に対応し、KEY PRIORITY機能で同時入力(SOCD)の優先動作も選べます。Amazon ¥22,118・楽天 ¥22,121、評価 4.6(221件)。
FPS・対戦ゲームでマウススペースを確保しつつ、薄型で手首の負担も抑えたい人に向くモデルです。ラピッドトリガーの詳細は磁気式・ラピッドトリガーのガイドで解説しています。
3万円台 — REALFORCE R3(HYBRID)

REALFORCE R3 キーボード ハイブリッド テンキーレス 45g 日本語配列 ホワイト R3HC21
REALFORCE R3のワイヤレス対応モデル。静電容量無接点方式の打鍵感そのままに最大5台とマルチ接続でき、静音仕様で在宅ワークにも向くテンキーレス機。
- 静電容量無接点方式・オール45g・静音仕様
- 日本語配列(JIS)91キーのテンキーレス(TKL)
- Bluetoothと有線の併用で最大5台の機器と接続可能
¥35,500
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静電容量無接点方式・オール45g・静音仕様のワイヤレスTKL。Bluetoothと有線の併用で最大5台の機器と接続でき、APC機能でAPを0.8〜3mmの4段階に調節できます。実売 ¥35,500、評価 4.6(33件)。
長時間タイピングの疲れにくさとワイヤレスの配線レス化を両立したい人向けです。詳しくはREALFORCE R3 HYBRID のレビューで検証しています。
3万円台 — Keychron Q3 Ultra 8K

「国内正規品」Keychron Q3 Ultra 8K メカニカルキーボード 2.4GHz/Bluetooth/有線 日本語配列 赤軸 ブラック | かな印字なし TKL 8000Hzポーリングレート CNCアルミ筐体 ホットスワップ対応 OSAダブルショットPBTキーキャップ RGBバックライト
Q1 Ultra のテンキーレス(TKL)版。CNCアルミ削り出し筐体とダブルガスケット構造による重厚な打鍵感が特徴で、マウススペースを確保したい上級者に向く。
- Keychron Silk POM 赤軸(リニア)・ホットスワップ対応
- 日本語配列(JIS)のテンキーレス(TKL)レイアウト
- 有線/Bluetooth/2.4GHzの3モード接続に対応
¥31,944
AMAZON¥31,944
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CNCアルミ削り出し筐体とダブルガスケット構造による重厚な打鍵感が特徴の日本語配列(JIS)TKL。Keychron Silk POM 赤軸を搭載し、ホットスワップ対応、有線/Bluetooth/2.4GHzの3モード接続、最大8000Hzポーリングレートに対応します。実売 ¥31,944、評価 4.3(57件)。
カスタム性と打鍵感の質を重視する上級者向けの1台です。同じQシリーズの75%版はKeychron Q1 Pro のレビューで検証しています。
テンキーレス(TKL)と75%・96%との使い分け
省スペース化を検討する際、TKLで十分な人が65%・60%まで削ってしまい後悔するケースが少なくありません。以下の基準で確認してください。
- ファンクション行・矢印キー・編集キー群を独立キーのまま使いたい → TKL
- さらに省スペース化したいがF行は残したい → 75%(75%キーボードガイド)
- テンキーは必要だが横幅を詰めたい → 96%
- サイズ全体を横並びで比較したい → キーボードのサイズ比較ガイド
テンキー付きの機種をまとめて比較したい場合はテンキー付きメカニカルキーボード6選を参考にしてください。
用途別の推奨
| 用途 | 推奨 | 理由 |
|---|---|---|
| 事務・数値入力あり | フルサイズ | テンキーは代替が効きにくい |
| プログラミング・長文執筆 | TKL | 矢印キー・F行を残しつつマウススペースを確保 |
| FPS・対戦ゲーム | TKL(磁気式なら尚可) | マウスを振るスペースが要る |
| はじめての1台 | TKL | 操作を覚え直す必要がなく無難 |
一緒に買うもの

グロリアス(Glorious) Gaming Wooden Wrist Rest - TENKEYLESS (TKL) - Onyx/Black テンキーレスキーボード用 木製リストレスト GV-87-DARK MS574
テンキーレス用にサイズを合わせた木製リストレスト。表面に保護コーティングが施されており手入れが簡単。ゲーミング環境でのキーボード周りをまとめやすい。
- 木材製・保護コーティング仕上げ(GV-87-DARK / MS574)
- テンキーレス(TKL)向けサイズ 約36×10×厚さ1.9cm
- 裏面両端に滑り止めゴムを装備
¥4,767
AMAZON¥4,767
Amazonで購入するRAKUTEN¥4,762
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テンキーレス(TKL)の横幅に合わせた木製リストレストです。フルサイズからTKLに乗り換えると本体の奥行きが変わり、手首を置く位置がずれることがあります。Amazon ¥4,767・楽天 ¥4,762。高さの合わせ方はキーボード用リストレストの選び方とおすすめで解説しています。
まとめ
- テンキーレス(TKL)はテンキーだけを外し、それ以外はフルサイズと同じ構成を保つサイズ
- ファンクション行・矢印キー・編集キー群は残るため、操作を覚え直す必要がない
- 日本語配列(JIS)のTKLはサイズ別で最も選択肢が多い帯
- 数値入力業務が中心ならフルサイズ、それ以外は迷わずTKLが無難
サイズ全体を横並びで比較したい場合はキーボードのサイズ比較ガイドを、テンキー付きモデルをまとめて見たい場合はテンキー付きメカニカルキーボード6選をご覧ください。
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